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『食と癒し』を通じて、お客様と喜びを分かち合うことを社是とする当社 にとって自然との共生は、不可欠であります。人類の食と歴史を考えるとき、常に人類は、自然と共生し、その恵みを 糧として暮らしてきました。 20世紀に入り科学技術が大きく進展し、大量の化石燃料を使用する社会へと変様してきました。快適で便利な生活を追求することにより、私たちは地球環境自体に影響を与えるまでの存在となってきております。本来、自然の恵みである、米、麦などの食材を大量調理加工して販売を行う当社においても化石燃料の使用は欠かせません。今後、温暖化を防止し、低炭素社会の実現を目指し下記の行動指針を定めます。 『食の安全・安心』を通じて社会的責任を果たすと同時に環境保全においても積極的に取組んで参ります。
1. 企業活動にともなう資源・エネルギーの使用削減を行う。
2. 資源の再利用(リサイクル)に積極的に取り組み、環境への負荷低減を行う。
3. 企業市民として、地域社会との共生を目指す。
武蔵野は全工場食品廃棄量ゼロを目指して取り組んで参りました。平成19年度は再生利用事業者の利用を全く行っていない工場もありましたが、20年度より全工場での再生利用の取り組みがスタート致しました。
その結果、平成22年度においてはリサイクル率が97.4%となりましたが、今後も100%を目指して活動を続けて参ります。
経年劣化による設備の高効率タイプへの機器更新の他に、工場・事業所毎に省エネリーダーを選任し、チームを組んで 地道な活動を行っています。
今回は、横浜工場での体制と活動をご紹介します。
《事例:横浜工場》
横浜工場では環境にやさしい、省エネルギー工場を目指し、CO2削減、地球温暖化防止に全従業員で取り組む事をモットーとして、 チャレンジ25キャンペーンにも企業登録しています。
>>『チャレンジ25宣言』
工場内にeco活動を浸透、推進するために、工場独自の「ecoマーク」と「キャッチフレーズ」を考案!
全従業員(横浜工場)の投票により、工場内公募にて集められた、オリジナルロゴマークとキャッチフレーズから、決定しました。
キャッチフレーズ:『できるecoから始めよう!!』
・照明スイッチへの位置を明記し、使用していない箇所のスイッチOFFの促進
・蛍光灯への反射板設置により、下足箱等共有部分の照明間引き
・省エネタイプ温水便座へ交換(14台 年間消費電力:164kW/年、電力削減率25%)
・空調機更新工事(炊飯機械室4台、加工室2台)
エコキャップ活動は、ペットボトルのキャップを外して集めて再資源化、CO2削減等の環境保護を図ると共に、再資源化で 得た売却利益を発展途上国の子供たちにワクチンを贈る(ワクチンの購入代として寄付) というもので、NPO法人エコキャッ プ推進会が主体となり2007年から活動されています。
横浜工場では、2010年7月から参加し、2011年8月時点で、累計21,480個、ワクチン26.9人分相当協力が出来ました。 CO2削減量としては、169kg-CO2に相当します
※エコキャップ活動は、横浜工場の他に仙台、福島、静岡工場でも行われています。
2011年8月時点
仙台:31,640個
福島:19,200個
静岡:69,240個
弊社は今後も継続して、さらに努力を重ね、環境負荷の低減に取り組んでまいります。
東京電力福島第一原子力発電所の事故による東日本での大幅な電力不足に対し、今夏は電気事業法第27条の発令によって、15%の節電が企業に義務付けられました。 武蔵野グループ全体として、下記のようなさまざまな取り組みにより目標とする15%削減を達成しました。しかし今後、電力供給について早急な大幅改善というのは考えにくいため、各事業を円滑に運営していく為にも、省エネ対策については今後ますます積極的に推し進めていきたいと考えます。